深夜24時まで開いているエンパイア・レコード店は、一番のウリは個性的な店員たち。
その日。画家志望だが、なかなかその一歩が踏み出せないAJ(ジョニー・ウィトウォース)は、
ずっと胸に秘めてきた思いを、今日こそ愛しのコリー(リヴ・タイラー)に打ち明けようと決意。
「午後1時37分までに告白する!」と雇われ店長のジョー(アンソニー・ラパグリア)に宣言するが、
彼はまるで上の空。消えた昨日の売上金9千万ドルと閉店係ルーカス(ローリー・コックレイン)のことで
頭が一杯だったのだ。
一方、コリーは、70年代の元アイドル、レックス・マニング(マックスウェル・コールフィールド)が今日、新曲『言わないでモナムール』のプロモーションで来店することで夢中。
成績優秀、スタイル抜群なのに奥手な彼女は、「今日こそレックスに処女を捧げるわ!」と
親友ジーナ(レニー・ゼルウェッガー)に決意表明。9時になって開店の時間。
今日の1曲目は、マーク(イーサン・ランドール)の選曲。メタルとパンクをこよなく愛する彼は、
実はスターを目指している。そこへ行方不明のルーカスが登場。
ジョーが金のありかを聞くと、カジノで全部使ってしまったと言う。
怒りまくるジョーをよそに、ルーカスはいたって冷静。
コリーとジーナとソリが合わないデブラ(ロビン・トゥーニー)が、遅刻してやって来た。
今日もムードは険悪。デブラはいきなりトイレに閉じこもる。
しばらくして出てきた彼女はスキンヘッドになっていた。あぜんとする一同。
彼女の手首には包帯が。AJが尋ねると「死ぬほどレックスに会いたくなかった」との答え。
ジョーから事務所で謹慎を命じられたルーカスは落ち着かず、とうとう彼は店内へ。
万引き少年(ブレンダン・セクストン)を発見すると、ジーナの応援DJを受けながら、見事捕まえた。
美人マネージャーのジェーン(デビー・マザール)を従え、レックスが店に到着。
彼は「片田舎のこんなダサイ店に、何でこの俺が来なきゃいけないんだ?」と不満タラタラ。
髪型が、椅子が気に入らないだの、レックスの気まぐれにいちいち応じるジェーンの堪忍袋の緒は
切れる寸前。しまいにはサイン会の途中で帰ってしまう。そこへ店の堅物オーナー、ミッチが登場。
銀行に預け忘れたというジョーの言い訳を真に受けて、9千ドルを受け取りに来たのだ。
実は、ミッチは店を大手チェーンに売却しようとしていた。「個性のない店なんかまっぴら!」と、
ジョーは密かに金を貯め、共同経営者になることで、この危機を乗り越えようとしていた。
だが、売却計画を知ったルーカスが金をカジノで増やそうとして穴を開けた9千ドルを埋めるためには、その金が必要だった。金を渡してしまえば、店は売られてしまう。
一方、昼休みにはジーナがレックスと寝てしまい、ショックを受けたコリーとの友情に
ひびが入る一幕も。やけになったジョーは、レックスを追い返す。
やがてエンパイア・レコード存亡の危機を知った店員たちは発奮し、屋上でチャリティ・ライヴを開催。
町中の若者たちが集まってライヴは大盛況。集まった収益金で店の売却は御破算に。
コリーとジェーンも仲直りし、AJはコリーに恋心を打ち明けた。